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日刊自動車新聞に当社の外国人材活用の取り組みと人財事業が紹介されました

平成31年4月16日発行の日刊自動車新聞にトップランクが手掛ける人財事業と外国人材活用の取り組みを紹介する記事が掲載されました。

昨今、自動車整備・鈑金業界では人材不足が一層深刻化し、外国人材の活用を検討する動きが活発化しています。

そんな中、トップランクでは10年以上前から外国人を積極的に採用し、現在では、整備部門の外国人チームのリーダーとして活躍しているスタッフもいます。

このような経験を活かして業界の課題に取り組む人財事業と外国人人材の活用状況について取材をしていただきました。

つきましては、掲載記事を原文のまま、次の通りご紹介します。

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変わる整備人材◇5◇

広がる外国人の活用

外国人リーダーが指導

中古車輸出や整備・板金を手掛けるトップランク(東京都中央区)は、2018年9月にスリランカ人を受け入れた。

五十嵐真一社長が代表理事を務める監理団多カービジネスソリューションズ協同組合で得たノウハウを活用し、人材のスキルアップを図っている。

仕事に対して「目的意識と楽しさを持って欲しい」と考えており、工場では顧客の自動車を修理するというプロ意識を、働きやすい職場環境で醸成してもらえるように工夫している。

外国人チーム編

10年以上前に留学生として、正社員となったスリランカ人のナリンさんをリーダーに起用して「外国人チーム」を編成した。同社の方針を理解した外国人が指導にあたることで、実習生に早く現場の流儀を理解してもらうためだ。チーム内では語学力工場をねらい日本語を公用語にした。日本流の”気配り”を身に着けてもらうための教育も行う。

外国人の実習目的は整備技能の習得。ただ、工場見学者の案内をこなすことも日頃から意識してもらう。実技にとどまらず、工場運営に付随する業務も体験してもらい、視野を広げてもらう。

五十嵐社長は「アジア人は家族のような関係を求めることが多い」と見ている。そして信頼できる人が周りにいた方が、異国での慣れない環境で過ごしやすくなると考え、外国人チームを作った。孤立を防ぐ効果がある。

五十嵐社長は「整備工場の社長はスタッフに対して熱意をもって接する人が多い。外国人に対しても家族だと思い、親身に接すれば言葉の壁を越えられる」との想いがある。「社長は日本の親だと思っている」と笑うナリンさんの言葉に、これまでの成果が現れている。

同社にはナリンさんと同時にスリランカ人2人が入社した。1人は輸出事業部でスリランカの営業リーダーに就任、もう1人は退社して帰国したが、現地で自動車販売店を開店したという。ただ、同社の輸出チームから自動車を仕入れるなど、人とのつながりが事業の拡大につながっている。

キャリアプランを

同社は、海外営業、母国での自動車ビジネス企業など、外国人が日本で努力して学んだことを生かして活躍することを支援している。入社後どうなりたいかという希望やキャリアプランを持ちながら学べるよう教育内容を組み立てたことが外国人のスキルを引き出している。

スリランカで走る8割が日本車だが、日本車を修理できる整備工場はディーラーを含めてまだ少数。さらに整備工場の技能、品質が日本に及ばないともいわれている。このため、日本で実習した経験があれば、現地で高い報酬を得てやりがいのある仕事に就きやすいという。

昨年来日したアサンカさんは「ここで新しい技術を勉強し、いつかはスリランカに帰ってみんなに最新の情報を伝えたい」と話す。整備士の報酬が高いため、自動車に関連する仕事に関わること自体がモチベーションになる場合もある。

五十嵐社長は「リスクを恐れずにまず何でもやらせて、技術を身に着けてもらいたい」モータリゼーション前の国の人材を育成することは、国際貢献にもつながる。言語やカルチャーが異なっていても、意識次第で外国人が活躍する機会を創出できる。受け入れ側のマインド・リセットが、人手不足の救世主となる外国人を活用する上で最も重要なポイントになる。

(おわり)

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【お問い合わせ先】
[会社名]株式会社トップランク
[部署名]管理本部 総務部
[担当者名]高橋
[TEL]03-6222-8338
[Email]pr-dept[a]toprank.jp
※[a]を@に変換のうえ、お問い合わせください。

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